要因と水準

要因


解析に「要因」という役割を考える必要がある3群以上を比較する分散分析で用いられる単位です。

例えば、ある疾患を罹患している被験者をリクルートし、新薬A、標準治療薬B、標準治療薬Cの投与群間で差が出るか調べるとします。
従属変数は、薬剤の投与2時間後に取得した検査値Sとします。
独立変数は、検査値Aの連続変数と、QOLのカテゴリ変数とします。

この検定時に利用する独立変数を要因と呼びます。
この例では、検査値A、QOLのカテゴリ変数が要因です。
独立変数が1つのとき「 1要因」 、 2つのとき「 2要因」 、 Nつのとき「 N要因」といいます。

水準


また、要因がカテゴリ変数の場合、カテゴリをに分ける基準を「水準」といいます。
この例では、QOLのグレードにカテゴリーが3つある場合「 3水準」 、 4つある場合に「4水準」といいます。

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